こんにちは。
プレイングハウジングのチーム博多っ子です。
いよいよゴールデンウィークが始まります!博多の街もどんたくの準備が始まりました。
皆さまは、博多どんたくのジンクスをご存知でしょうか?
博多どんたくのジンクス
「博多どんたくの開催日は雨天となる場合が多く、2日間のうちのどちらかが雨天になると言われている」
雨天決行の博多どんたくですが、最近はお天気に恵まれているようですね。
今年は5月4日の天気予報に傘マークがついておりますが、なんとか雨が降らなければと願うばかりです!
博多どんたく港まつりとは――
博多三大祭り(博多どんたく、博多祇園山笠、放生会)のひとつで、毎年5月3日、4日に行われる市民総参加の「市民の祭り」です。
博多どんたくは、室町時代に始まった領主への年賀行事です。どんたくとは、オランダ語で休日(ゾンターク)から名付けられました。
みんなで「祝うたァ!」と言い街中を練り歩きます。
現在では、福岡商工会議所、福岡観光コンベンションビューローによる「福岡市民の祭り振興会」の主催により「博多どんたく港まつり」と称してGWに行われるお祭りです。
2014年の博多どんたく港まつりの来場者数は240万人と、GWの動員数では国内最大級のお祭りとなります。
昨年は、知ってしまえば10倍得する博多どんたくの楽しみ方!をお伝えしました。
そして先日、博多どんたくの おすすめな楽しみ方をご紹介しました。
今年は更に、
「2015博多どんたく港まつりの最新情報」と「博多松囃子の練習風景」をご紹介します。
2015博多どんたく港まつり 最新情報
2015博多どんたく港まつりの最新情報を今年の博多どんたく港まつりのガイドブック等を元にまとめてみました。
博多どんたく前夜祭
※イベント情報は、2015年のものです。
第54回 福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり 前夜祭 | |
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日時 | 5月2日(土) 開場:午後4時 開演:午後4時30分 |
会場 | 福岡国際センター 福岡市博多区築港本町2-2 |
ゲストステージ | ・BASEBALL☆GIRL ・侍BALLERS ・Rev.from DVL ・はやぶさ ・水森かおり(特別ゲスト) |
にしてつ花自動車
市内電車が走っていた、ひと昔前は、花電車でしたが、近年は花自動車に姿を変えて、1.200個の電球をつけた6台の花自動車がA・B編隊に分かれて、福岡市内を走ります。
昼間も存在感ある花自動車ですが、夜は特にライトアップされた花自動車が近づいてくるとワクワクしますよ。
花自動車の車両は毎年デザインが変わります!
区役所や商工会議所で配布される博多どんたく港まつりのガイドブックを早速入手したところ、2015年の花自動車のデザインが載っていたのでご紹介します。
A編隊
1号車 まつりで創ろう・よかまち福岡!
2号車 妖怪ウォッチ
3号車 はなさかじいさん
B編隊
1号車 マリンワールド・うみのなかまたち
2号車 GO!プリンセス・プリキュア
3号車 めざせ!ホークス連覇・アビスパ福岡J1奪取
2015にしてつ花自動車の運行状況は、西鉄公式HPや博多どんたくガイドブックの他パソコンやスマートフォンでも「にしてつ花自動車ナビ」にてもご覧頂けます。
帆船「日本丸」寄港
太平洋の白鳥といわれる航海訓練船「日本丸」が、10年ぶり博多港に寄港します。
日本丸 寄港イベント | |
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寄港期間 | 5月1日~5月6日 |
場所 | 中央ふ頭イベントバース |
イベント内容 | 5月3日(日・祝) セイルドリル(帆船訓練)13:00~16:00 5月4日(月・祝) 船内一般公開 |
ライトアップ | 5月1日(金) ~4日(月・祝) 19:00~22:00 |
中央埠頭までの行き方
- 西鉄バス
- 博多駅、天神方面より中央埠頭行きに乗りマリンメッセ前で下車 徒歩約3分
博多駅、天神方面より博多埠頭(ベイサイドプレイス博多)下車 徒歩約12分
5月3日~6日はベイサイドプレイス博多より中央埠頭イベント会場までロードトレインが運行されます。
博多どんたく博多松囃子練習風景 密着取材
今年は、博多松囃子の福神流の太鼓の練習にお邪魔してみました。
まずは、博多どんたく松囃子の説明をまとめてみましたのでご覧ください。
博多どんたく 松囃子(まつばやし)とは
博多どんたくのルーツ!といえば842年の歴史がある「博多松ばやし」は、国選択無形民族文化財となる我が国の古い民族行事です。
起源は、治承3年(1179年)に没した平重盛を追悼するためにはじまったとする説があるそうです。
文禄4年(1595年)頃になると、小正月に領主の元へ出向き新年を祝ったそうです。一時期中止になったこともある松囃子ですが、寛永19年(1642年)には博多松囃子は再興され、新しい藩主となった黒田家の福岡城へ博多から那珂川を渡り表敬したのちに博多に戻り、神社仏閣、町内有力者宅などを祝った。松囃子一行に後続した趣向を凝らした出で立ちや出し物は「通りもん」と呼ばれ、これが博多どんたくに繋がる。
wikipediaより抜粋
現在は、馬にまたがった福の神と、博多の銘菓「博多ぶらぶら」のCMでもお馴染みの笠鉾(かさぼこ)。「笠鉾の中をくぐると病気にかからないと言われております」 大勢の子供たちが言い立て(祝い唄)を唱えながら太鼓をたたき、博多の総鎮守「櫛田神社」から福岡市内の官公庁、神社や企業など表敬訪問をしながら市内を練り歩きます。
博多松囃子の服装は、その当時の正装を現しています。
福神・恵比寿・大黒の服装と言い立て
大人は着物に裃に裁着(たっつけ)袴、白足袋に下駄。
子どもは着物に裃に裁着(たっつけ)袴。
(福神流の子どもの裃の色は元々黒でしたが、約40年前に女の子がピンク色、男の子は水色に変わりましたが、最近はまた元の黒い裃に戻ったようです)
- 少女は天冠、舞衣、中啓の扇、緋袴
- 少年は烏帽子、直垂、太刀
- 大人は裃、かるさん、白足袋に下駄
福神流 博多松囃子練習風景
4月下旬になると、福神流の太鼓の練習が始まります!
今回は、福神流の練習に密着取材をさせて頂きました。
午後6時半に、今年の当番町(店屋町)よりスタート!
福神流の「言い立て」を言いながら太鼓を叩いて歩きます。
大人も手拍子で「言い立て」を唱えながら子供たちを応援します。
冷泉手前よりUターンして西門通りへと向かいます。
店屋町より信号を渡り西門通りへと向かう福神流
太鼓の練習が終わると、子供たちにご褒美が配られます。
大人たちは直会(なおらい)で〆ます。
博多松囃子の本番は、朝8時半より午後5時ごろまで、お昼の休憩以外は、言い立てを唱えながら、かなりの距離を歩き通します。
かなりハードです!
小学生の頃、この流に参加しておりましたが、初日で足に豆が出来て一歩も歩けないくらいに疲れますが、行く先々の表敬先で頂くお菓子やスルメなどを着物の袖に入れて休憩中に食べるのが楽しいのと、松囃子が終わったあとのご褒美があるから、次の日も足に絆創膏を貼って出たものです。
最後に
842年経った今でも、継承され続けている博多松囃子をこれからも応援したいですね。
博多どんたく本番は、もうすぐです!
来年も、Playing Housing Timesでは、博多どんたく港まつりの最新情報をお届けします。
お楽しみに!